ふみこごと

ふみこさんのひとりごと

カラオケ行った

今日は姉の誕生日。

そして誕生日は関係ないけど私が行きたかったから姉とその息子と3人でカラオケ行ってきた。

カラオケってマジで世代格差が顕著で
甥が歌ってる曲の大半がわからんかった…

そして私と姉は懐古厨(厳密には意味違うけど)でとにかく自分たちにとって懐かしくてエモい曲をチョイスし続けるっていう自由型カラオケ。

あどとかも歌ったけどね!(悪あがき)


ふざけて声絞り出して歌ったらさすがに喉やった痛い。

でもカラオケ行った後の自分の声わりと好きなんよね。もともと自分の声好きだけど、カラオケ行くと喉が開くからか声が深くなって耳触りが良くなる気がする。気がするだけ。


しばらくカラオケ行ってなかったからどうかと思ったけど発声は落ちてなくて少しホッとした。


残業まみれでフラフラで帰宅してばっかのくせに休日は全力カラオケ行くんだから我ながら体力あるわ。

明日も仕事だがんばろ

怪物観てきた

映画の話ね。




今日は朝から髪切りに行った。
カワイコチャンからスーパーカワイコチャンに進化した。
前髪短くしてもらったらちょっと面白い感じになったのでよき。


美容院出て、映画観ようと思い立って電車乗って、とりあえず腹減ったので一蘭へ。
研修中の子が接客してくれて、すんごい辿々しかったけど一生懸命で可愛かった。
一蘭の麺はそんな好きじゃないけど、米とチャーシューが好きなんよな。スープは普通。
昔働いてた店舗だから思い入れもあるし、久々に行けて良かった。けどやっぱ値段高ぇ。


そのあと映画館のある施設に入って、開場まで時間あったから百均行ったりウロウロ歩いて回ったりした。
コロナ以降、ここの過疎っぷりが本当にすごくて…今まで店舗だったとこが一面ただの白い壁よ。
20周年だとかでポスターがたくさん貼ってあって、「イベント盛りだくさん!」とか書かれてたけど、なんか逆に虚しさ増してて悲しみ。


ゲーセンうろうろしてたらミッフィーちゃんのデケェぬいぐるみあって欲しかったけど枕元がもう満員だから諦めた。

てか最近のプリクラすげーね。
加工もやけど、プリクラ機の近くに鏡とかヘアアイロンとか設置してあって、そこで女の子たちがヘアセットしよって、どんだけ気合い入れて撮んだよと思った。

いわゆるZ世代っちゅーか、最近の子たちはSNS世代だからか意識する相手がとても多いよね。世界中が視界に入るんやもんね。
承認欲求も肥大してるし、人の目もめちゃくちゃ気にしてる。息苦しい時代に生まれたもんよ。




さてここから本題。
映画「怪物」を観た。



すごかった…
めっっっっちゃ良かった。
もう一回観に行きたい。マジで。



公式のあらすじとしては、

大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、
生徒思いの学校教師、
そして無邪気な子供たち。
それは、
よくある子供同士のケンカに見えた。
しかし、彼らの食い違う主張は
次第に社会やメディアを巻き込み、
大事になっていく。
そしてある嵐の朝、
子供たちは忽然と姿を消した―。

てなもんなんやけど。


お母さん視点、教師視点、子供視点の3パターンで同じ日の出来事を追っていく感じの内容。

面白いのがさ、同じ出来事を主軸にしてるのに、それぞれの立場からでは見えてるものが全然違うんよね。
そして彼らの見ている世界にはそれぞれ違う「怪物」がいる。


映画を観ていくうちに、私らは気付くわけ。
「怪物」とはなんなのか。その正体に。



私も私なりの「怪物」の正体を見つけた。
言わんけど。

公式見解がどうかは知らんけど私が感じ取ったものもひとつの正しい答えだと思うから、答え合わせはせん。
私はそう見た。そう受け取った。それが全て。

総じてとても良い映画だった。


結末の解釈が観る側に委ねられてるタイプのやつなもんで、そのへんもちゃんと考えたいけど…まあ、ひとつ答えはあるけど悲しくて眩しくて涙出ちゃうから考えすぎんようにしたい。


ほんと…タイトルやフライヤーからは想像できんくらい綺麗な作品やったな…。
余韻でまだ涙が出る…最後のシーンの眩しさが頭から離れん…





あとね、作中めちゃ好きな言葉があった。

「誰かにしか手に入らないものを幸せとはいわない。誰でも手に入るものを幸せっていうの」

てやつ。
わかるわ。

幸せってそんな崇高なものでもレアアイテムでもなけりゃ形が定まったもんでもないんよね。

それぞれにある。あっていい。






…あ〜マジでダメだ頭から離れんあの子達が。
あの眩しさが。あの苦しさが。

あ〜〜〜





あ〜〜〜〜〜

神ゲーの再来

そう。
昨日知ってマジビビったんやけど


マリオRPGがSwitchで出るってマ????










マジじゃねえか!!!





やべーやべーまじやべー事件やぞこれ。

オンライン特典で出てなかったから、なんか権利問題とかあんのかなと思ってたらまさかのソフト化。


買うやん。
これは買うやん。

いや極力冷静なフリをしているけどマジ内心ずっと動揺してる。

私が唯一、いちから一人で全クリしたRPG

ゲームゴミ下手でも全クリできるのに簡単すぎないし世界観が可愛くて綺麗で妖しくてマジ最高なんやわ…



とりあえずこれで11月までは生きなきゃいけなくなっちまったぜ。

たのしみ。

IT(イット)観た

休みだしなんか映画でも、と思って
かの有名なホラー映画、IT(イット)を観た。
アマプラで。

そんで今観終わった。
目の前でエンドロール流れとる。


これ感想としてズレてるかもなんやが
普通に笑いあり涙ありで楽しかった。
ペニーワイズの名前くらいしか知らん状態で観たもんで、どんだけ怖い映画かと戦々恐々してたらなんか予想の斜め上やった。


ここからネタバレめっちゃする。







笑いは主にホラー演出。

怖さの類がお化け屋敷なんよ…
ばあ!って怖い奴出てきてキャー!みたいな。
血が大量に吹き出して真っ赤に染まってキャー!みたいな。
めっちゃくちゃ大雑把なホラー。
なんか出てくるたびに笑ってしまったww
びっくりはするけど全然怖くないのでホラー苦手な人でも観れるんやないかな?どうかな。


泣いたのは、ビルとジョージーのこと。
ビルがペニーワイズの棲家に入る前の台詞でボロ泣きしてしまった。

「服もおもちゃもぬいぐるみもあるのに弟はいない」
「ここに入るより家に帰る方が怖い」

…いや思い出しただけで泣いてまうわ。
大切な弟が突然いなくなったビルの苦しさが伝わってきてもう本当に息止まりそうやった。


井戸の中、ジョージー()とビルとのやりとりも悲しかった。
「おうちに帰りたい」って泣いてるジョージーが本当に耐えられんくらい悲しくて映画止めてしばらく泣いた。
「大好きだよビリー」も耐えられんかったしもう何もかも無理すぎて号泣。ていうかもうジョージーが可愛すぎて母性と庇護欲が爆発する。

結果このジョージーは偽物やったけど、それでもその額を撃つことがビルにとってどれだけ辛かったか…あ、無理泣くこれ以上は思い出したくねえ




この後の戦闘シーンは良かった。
ビルが捕まって、ペニが「他のみんなは今逃げれば健やかに大人になって幸せに暮らせるぞ」的なこと言った時に、先陣切って戦う選択をしたのがリッチーだったのも最高やった。

お前〜〜〜!!!!ってなった。
軽率な言動多くてちょっとアレな奴っぽいけど、やるときはやる感じ、たまりませんな。
みんな友達大事にしてて最高にかっこいいぞ。




ルーザーズクラブの子が誰も死ななかったのでこの映画は星5です。マジその一点だけで最高評価。
本当に良かった。ひとりでも死んでたら観るのやめてたまである。

子供達が活躍する映画好きだわ、と改めて実感。
大人が役に立たん世界で、子供たちが勇敢に恐怖に立ち向かっていくの本当に良い。かっこよくて可愛くて一生愛してしまう。



大人になってからの話?続編?あるんよね?
観たくねえ怖い…死なないよね?死なないかどうかだけネタバレ見ようかな…。


とりあえず面白かった。

今から特典映像観る。






特典みた。


ペニーワイズ役の俳優さん…

めっっっちゃかっこいいwwwwwwwwwww
このイケメンがアレになんのえっぐ!!
よく見りゃたしかに目元ペニーワイズなんやけど驚くほどイケメンやんけメイク技術すげー!


いやしかし、この俳優さんとにかくペニーワイズという存在へのこだわりがすごい。顔の造り目の動き唇の使い方から唾液まで動きひとつひとつ、心と体、自分の持ちうるもの全て注ぎ込んでひとつのキャラクターを「実在」に至らせてる感じ。振り切ってる。プロの極み。
かっこいいな…俳優さんってすごいな…お芝居ってやっぱり良い。自分以外の存在を全力で生み出すその過程の壮絶さ、痺れる。


子供たちとオフの状態で関わらないようにしてたのもすごい。
初対面シーンで初めてペニーワイズを見ることでリアルな恐怖を撮影するってやばない?
子供らチビるやろ。


そう、そんでその子供たちよ。
子供たち……


かわいい…うぅ…

ちゃんとプロなのも良い…あぁ…

ぎゃわ゛い゛い゛(語彙の死)


子供が活躍する映画観たい。観る。


いや〜〜〜〜〜




めっちゃおもろかったわ。
良い休日になった。

本買った

えげつねえ分厚さの。



ほんタメというYouTubeチャンネルが好きで、そこでMCのあかりんが手持ちの「鈍器本」として紹介してた本。
たしかに人殴ったらまあまあなダメージ与えられそうなサイズ感ではある。
でも見た目ほど重くない。




『たまたま集まった聞き手の方が、たまたまひとりの知り合いに声をかけ、その生活史を聞く。それを持ち寄って、一冊の本にする。ここに並んでいるのは、ただの偶然で集められた、それぞれに必然的な語りだ。』




編者である岸政彦さんは、あとがきでこのように書いている(らしい。まだ読んでないけどAmazonの説明欄にそうあった)。

要するにそういう本。
誰かの生きてきた日々をただ読むための本。



私はどちらかというと人と関わるのは好きじゃないんだけど、雑踏とかは好きだったりする。紛れるも良し、少し離れて眺めるも良し。
パーソナルスペース激狭女だから、満員電車とかも全然苦に思わない。話さなくていいなら、他人の存在はむしろ好き。

なんというか、人が生きてる、それぞれの日々を暮らしてる、その姿が好きなんだわ。

思い思いの服を着て外に出て、どこか目指す場所に向かって歩いてて、なんやかんや考えながら、いいことも嫌なこともあったりしながら、それぞれの視点で今日を生きてる。


私は情緒と涙腺がおかしいので、そういう「人生をかたち作る今日という1日」みたいなものが尊くて愛おしくてたまらんのです。
加齢で脳が劣化してるから、簡単に涙が出てしまうのです。



そんなわけで、日差しも強まってきた今日この頃、愛おしい雑踏に紛れるにも眺めるにも暑くてやってらんねえ私は本を読もうと思ったわけ。

誰かが積み重ねた日々の話を、すれ違うこともない人の、交わることもない人生を、遠い場所からただ見つめたいと。そう思ったわけ。



誰かの人生を見つめるというのは、結局それを通して自分の人生を見つめることにもなると思うんさ。
人間って他人の存在を通してでないと自分が見えないからね。

いつ読み終わるやら見当もつかんけど、とにかく今日から読んでいきたいと思います。



正解も不正解もない、失敗も成功もない、肯定も否定もされる謂れのない、日々というディティールの集合体、人生。

今が人生。




オタクって日々やたらスケールのでかい考え事する生き物なんだよな。私のことなんだけど。